PAL盤の再生には特別な環境が必要で、下記の条件を満たす必要があります。
1. 再生機器がリージョン2に対応していること
ヨーロッパのPAL盤のリージョンは日本盤と同様にリージョン 2
のため、プレーヤーがリージョン2に対応していることが前提となります。
2. 映像方式がPAL方式に対応していること
日本やアメリカの映像方式はNTSC方式なのに対し、ヨーロッパは
PAL 方式のため、PAL方式に対応した再生環境が必要です。
PAL盤を再生する具体的な方法としては、次のような例があります。
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パソコンでの再生
PAL盤DVDは、パソコン用DVDドライブで再生するのが最も手軽な方法です。 |
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リージョンの対応:DVDドライブのリージョン設定を2あるいはリージョンフリーの状態である必要があります。 |
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2. |
PAL方式の対応:パソコンでのDVD再生には映像方式は関係ないため、特に必要な設定はありません。 |
パソコンでのDVD再生には、それぞれのソフトに合った正しいリージョン設定のみ行われていれば、NTSC方式の日本盤や米国盤DVD、PAL方式のヨーロッパ盤DVDのどちらも再生が可能です。
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DVDプレーヤーでの再生
米国盤や日本盤DVDの再生に使われているDVDプレーヤーでは、ほとんどの場合PAL盤DVDは再生できません。 |
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1. |
リージョンの対応:リージョン2あるいはリージョンフリーのDVDプレーヤーで再生する必要があります。 |
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PAL方式の対応:日本で一般的に市販されているDVDプレーヤー、テレビモニター等は、PAL方式には対応していません。PAL方式に対応している特別なプレーヤーやモニターといった再生環境が必要になります。主に以下のような方法があります。
・PAL方式からNTSC方式への変換機内蔵のDVDプレーヤーと、NTSCのテレビモニター等で再生
・NTSC/PAL認識DVDプレーヤーに市販の変換機を接続し、NTSCのテレビモニター等で再生
・NTSC/PAL認識DVDプレーヤーとマルチシステムテレビ等のPAL方式対応のテレビモニター等で再生 |
こういった再生機器は、機種は限られていますが日本国内で販売されています。但し、日本国内向けに販売されているオーディオ機器では保証の対象外となる場合もありますので、自己責任にて行ってください。また、再生環境によってはPAL盤の再生に不具合が生じる場合もあります。DVD
Fantasium ではPAL盤の再生状況について、ソフトが不良品である場合を除き一切責任を負いませんので予めご了承ください。
NTSCやPALって何?
テレビやAV機器の映像方式にはいくつか種類があり、日本やアメリカの映像方式はNTSC方式ですが、ヨーロッパなどはPAL方式です。それぞれの映像方式は互換性がないため、DVDやVHSソフトは記録時の映像方式と同じ方式のプレーヤー、テレビモニター等で再生する必要があります。たとえば、PAL方式で記録されたDVDソフトは、NTSC方式のプレーヤーとテレビモニター等では再生できません。そのためPAL盤DVDソフトの再生には、「リージョン一致の原則」と「映像方式一致の原則」の両方が不可欠となります。
NTSC方式とPAL方式の大きな違いは走査線の数です。NTSC方式の走査線は525本なのに対し、PAL方式は625本です。走査線の数が多い分だけ映像の情報量が多くなるため、DVDなどの画質をより鮮明に記録・再生できるという特徴があります。
PAL盤は、より高い映像クオリティを求めるコレクターの方々、また、日本や米国盤と異なる収録内容の作品や、PAL盤でしか発売されていない作品を観たいという方にお勧めいたします。
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PAL盤DVD Request Form |
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上記リストは注目のPAL盤の一例です。上記リストからのご注文、またリストにないタイトルの見積もりをご希望の方は下記の必要事項をお知らせください。
同じ作品がイギリス、フランスなどいくつかの国で発売になっている場合も多くあります。必ず発売国を記入してください。(*
は必須記入)
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